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Graduation Book
変わったこと
宋 WENJIE

日本に来てから、私はたくさんの変化に気づいた。その中でいちばん大きく変わったの は、日本語の授業の内容と授業方法だ。

中国にいたとき、私は日本語の塾に通っていた。その塾は、午前に 4 時間の授業があっ て、午後は自習することになっていた。毎日授業で宿題が返却されて、新たな知識を勉強 し、そして、当日の宿題が配られる。宿題はテスト用の選択問題だけである。授業で、先 生がする質問は大体が漢字の読み方についてである。このような授業が繰り返され、私は ただ試験のために日本語を勉強していた。

だが、日本に来てから、たくさんのことが変わった。

まずは大量に日本語で文章を書き始めた。中国にいたときはただ選択問題をやっていた だけで、書く機会はあまりなかった。しかし、日本に来てからの宿題はほとんどが自分で 書かなければならない。最初宿題をするとき、私は中国にいたときのように書いた。その 結果、漢字だけでなく、ひらがなやカタカナの形までたくさん間違いがあることが分かっ た。中国で日本語を勉強していたとき、これらの間違いは指摘されなかった。ショックだ った。今も間違いがあるが、最初よりだいぶ日本語が書けるようになった。

また、授業方法も変わった。読むことも大事だが、それだけでなく話すことがもっと重 要になった。したがって、先生は話す機会をたくさん作ってくれる。たとえば、クラスを いくつかのグループに分けて、あるテーマについて議論する。これらの議論を通して、私 たちは話す能力を上達させることができるだけでなく、自分とは異なる価値観を発見する こともできる。すごく面白いと思う。また、新たな文法を勉強したあと、自分で文を作っ てみたりする。話す能力を上達させながら、文法力を深めることができる。確かに、大学 に入ったら、先生や他の学生との交流が大切で、今、話すことをたくさん練習することは 非常に重要だと思う。私にとって日本語を話すことは難しい。これからは間違うことを恐 れないで、頑張りたいと思う。

いろんなことが変わって大変だが、これに慣れたら日本語はどんどん上達すると思う。

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